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2009夏 道東の旅 ブログトップ

十勝旭浜のトーチカの銃眼から太平洋を見る…道東旅行記【完】 [2009夏 道東の旅]

昨日日曜日はトレイルランナーのRyuさん主催の箕面トレイルランに妻と出かけてきました。
雨が心配でしたが、理想的に太陽が隠れ、やや蒸し暑かったものの山上の風が快適でした。
参加した皆様、約4時間の呑み会も含めて、お疲れ様でした。詳しくはあすのブログで触れます。

というわけで、きょうは道東の旅日記の最終回。明日からはランナーのブログに戻ります。

                          ♪
3日目の宿は十勝・大樹町のとほ宿「セキレイ館」でした。十勝の海岸に沿って点在する湖沼群は、
10代のころから長く訪ねたかった場所。有名な景勝地がなく観光の空白地帯とも言えるところです。
ここにも気になっている場所があります。大樹町旭浜に太平洋戦争末期に作られたトーチカ群。

旅行4日目の朝。宿から近い、晩成(ばんせい)温泉で名物の高濃度ヨード泉を楽しんだ後、
旭浜に向かいました。浜辺に車を止め、歴舟川河口に向け海岸線を歩くと…、あるわ、あるわ。
銃眼が不気味なコンクリートの建造物が、あるものは大きく傾き、あるものは砂に深く埋まり、
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町教委の調査によると、現在確認されているのは、やや内陸にあるものも含め10個あるそうで、
建造されたのは昭和19年夏から秋にかけて。陸軍第七師団(当時は帯広)が担当したそうです。

米軍の艦砲射撃、上陸作戦に備えるためでしたが、もちろん一度も使われていません。
かつては海岸段丘の草むらに隠れるように設けられたそうですが、
太平洋の荒波による侵食で土砂が流出し、海岸線にさらけ出されたかたちになっています。
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このうち、一つに入ってみました。中は2畳分ぐらいの大きさでしょうか。仮に上陸作戦が始まると、
艦砲射撃にさらされて、このトーチカはどれくらい持ちこたえることができたのでしょう。
小さな銃眼から太平洋を見ながら、ここに入れられかもしれない兵士の心持ちを想像しました。

旅は広尾から日高に抜け、浦河町の「海鮮和食処金水」で僕が「ドカーンなかき揚げ丼」(1000円)、
妻は特上刺身定食(1850円) を満喫しました。かき揚げはわらじ大で厚みがあって、しかも2枚。
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浦河からは太平洋ぎりぎりを愛らしく走る日高本線の夕景を楽しみながら、札幌に戻りました。
07年夏の道北旅行と合わせ、道内の産業遺産やB級グルメの深みを味わう旅となりました。

計8回の旅行記を長々と読んで頂いた方々には、感謝の念に堪えません。ありがとうございました。

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国鉄白糠線跡地を巡り、手作りチーズを愉しむ…道東旅行記【7】 [2009夏 道東の旅]

昨年、一昨年と出場している11月の「つくばマラソン」が申込受付開始から4日で満杯になったり、
一時は参加も検討したきょう金曜日の富士登山競走が、悪天候で異例の途中打ち切りとなったり、
市民マラソン界もねたにつきません。旅行記を、ちんたら綴っているのもどうか、とも思うのですが…、

旅行3日目。厚岸でカキを味わった後、国道44号、国道38号を釧路市街をへて西に向かいました。
目的地は僕が生まれた1964年に開業し、1983年に廃止された白糠線(33.1キロ)の跡地でした。
炭鉱閉山による人口の激減で、1980年当時の営業係数は3077(100円稼ぐ経費が3077円)。
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上茶路駅から先の釧路二股までの間は、赤字線廃止を目指した国鉄の諮問委員会の決定を、
国鉄が拒否して、1972年に運輸大臣命令で開業したという典型的な「我田引鉄」でした。
1980年の国鉄再建法施行を受け、特定地方交通線廃止の第1号として廃止されています。

白糠の市街地から、白糠線跡地に沿って内陸に入ります。茶路(ちゃろ)、縫別(ぬいべつ)という
小さな集落を過ぎると、国道の両側に鉄橋やトンネルなど、鉄道の痕跡が見え始めます。

目的地は上茶路(かみちゃろ)駅。駅のホームと駅舎が雑草のなかに残っているという、
マニアには有名な場所です。地元の人に国道からの入り口がわかりにくいと教えられましたが、
案の定、発見できませんでした。その代わり、上茶路と終着駅だった北進(ほくしん)の間の、
鉄橋たちをたくさん見つけました。鉄橋好きの僕にはたまらない白糠線の探訪となりました。
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茶路の原野のなかには、ぽつりとイタリアンチーズ工房「白糠酪恵舎」がありました。
「白糠にねざしたチーズが作りたい」と、若い職人たちが熱気たっぷりに作業しておられます。
旅行中でもあるので、熟成に3か月以上かけたハードチーズを何種類か買って帰りました。

大阪に帰って、晩酌しつつ、白糠の味を楽しんでいます。しっとりと味が濃くて、お薦めです。

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厚岸の寿司屋「桜亭」でカキコースを味わう…道東旅行記【6】 [2009夏 道東の旅]

釧路川でカヌーを楽しんだ後、向かったのは塘路湖から車で30分ほどの厚岸(あっけし)でした。
北海道の人にはよく知られていますが、厚岸と言えば年中を通して収穫されるカキ(牡蛎)。
夏でも寒流の影響で海水温が上がりにくい海域があり、そこで成熟を制御できるのが特徴です。

で、訪ねたのが市街地にある寿司屋さん「桜亭」(厚岸町真栄2、電話0153-52-3702)。
ここの名物は「かきコース」というシンプルな名前のコース料理です。
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基本は、かき酢、かきフライ、かきの軍艦寿司、かき柳川風、かき汁の5品コースが1575円。
これに、焼がき、かきピリ辛炒めが付く7品コースが2100円。
さらに生ガキの「かきえもん」が付く、8品コースが2625円。メニューを前にかなり迷いました。
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「かきえもん」も是非頂きたかったのですが、5品コースと7品コースをオーダーしました。
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特に焼がきは素晴らしいです。柳川風とかき汁もたまらない…、ということで堪能してきました。

厚岸は江戸時代の寛永年間(1624~1643)に松前藩が「アッケシ場所」を築いたところ。
防衛拠点であり、交易拠点でもあり、襟裳岬を回航して北前船が立ち寄ることもあったそうです。

幕末の1850(嘉永3)年にはオーストラリアのタスマニア・クラレンス市の捕鯨船が厚岸沖で遭難し、
乗組員32人が救助された記録もあって、この縁でクラレンス市とは姉妹都市なんだそうです。
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かの北方の探検家、松浦武四郎も厚岸に立ち寄ったそうで、旧市街地にある町の郷土館には、
武四郎作成の北海道地図が展示されていました。江戸時代の北海道、ロマンがかき立てられます。

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戦後賠償としてサハリンに渡ったデゴイチたち…道東旅行記【5】 [2009夏 道東の旅]

日食フィーバーの一日でした。うちのベランダからも、雲の切れ間から部分日食を観察できました。

話は前後しますが…、道東旅行2日目。宿につく前に立ち寄ったのが、別海町鉄道記念公園でした。
標茶駅と根室標津駅を結び、1989年に廃止された標津線の西春別駅(にししゅんべつ)の跡地で、
国鉄D51形蒸気機関車や、ディーゼルカーのキハ22、ラッセル車が保存されています。
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で、このD51-27、ただものではない。案内板によると1949(昭和24)年に三菱重工で製造され、
その後ただちに第二次大戦の戦後賠償の一つとして、ソ連(当時)のサハリンに送られました。
同じように送られたデゴイチは30両あり、車番の「D51」の後に「-(ハイフン)」が付けられたそうです。

日本で活躍した通常のデゴイチと違うのは、運転室が防寒ゆえの密閉仕様とされたことだそうで、
サハリン東海岸で1970年代まで石炭輸送などに従事したたあと、日本が買い戻したとか。

30両のデゴイチはマニアな方の調査によると、数両が無事に帰国を果たすことができたそうです。
1両は新潟・柏崎の鉄道公園に展示され、1両は日高管内平取町の振内鉄道公園にあります。
ところが残りの2両、ないし3両は同じ北海道の日高に原野に野ざらし状態で放置されているそう。

サハリンにいったものも、公園で保存されたもの、放置、解体されたもの、さまざまだそうです。
この別海鉄道公園にある彼は、街の人たちに愛され一番幸せな老後を送っているのかも。

近代史の貴重な生き証人が、メッセージを発することもなく朽ちていくのは、寂しい限りです。

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童心に帰り、釧路川をカナディアンカヌーで下る…道東旅行記【4】 [2009夏 道東の旅]

道東旅行の2日目。火曜日の宿は、同じく「とほ宿」の標茶町の「木理」(もくり)でした。
釧路川の本流に近く、野生のキタキツネが鎖につながれた飼い犬を冷やかしに来るような場所です。
宿主の加藤さんは本業のカメラマンの傍ら、カヌーのツアーガイドもしておいでです。

旅行3日目は、釧路川のカヌー下りを予約していました。2時間コースで5000円。格安だそうです。
南に10キロほど下った塘路湖(とうろこ)がスタート地点。僕が前、妻が真ん中、宿主が後ろに座り、
2時間の旅が始まりました。夜半から降り始めた雨は、徐々に強くなってきましたが、
湿原というのはその豊かな保水力ゆえに、水量の変化が緩やかなのだそうです。

つまり、多少の大雨が降ってもすぐには水位や水の流れに変化は生じないということです。
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塘路湖を横切り、JR釧網線の鉄橋をくぐると、アレキナイ川。木立の中を静かに進みます。
加藤さんがいうには、パドルの上を持った手を押し、下の手を支点にしてやや引くのがコツだとか。
しばらく行くと釧路川との合流点。ここからは大きな流れに乗るわけでどきどきします。

ヤチヤナギやハンノキの並木が続く中、まったく人家の見えない静かな川を下っていきます。
この区間、上陸が禁止されている個所ですが、ちょっとした湿原の浅瀬に乗り上げて休憩タイム。
前日、このツアーに参加した人は、オジロワシを目撃したそうですが、この雨ではお休みかな。
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時々エゾシカがゆったりと、湿原の木立ちのなかをかけていきます。

あまりに雨脚が強く、川の水面を打った雨粒が、しばらく表面を球になって漂う様子もまた楽しく。
勢いよく漕ぎすぎたのか、1時間40分ほどで細岡のカヌーポイントに到着しました。
いろんな業者がカヌーツアーを実施していますが、塘路湖~細岡間だと8000~9000円が相場。
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楽しく、気持も安らいだ豊かな時間でした。雨のときでしか見られない風景も堪能できましたよ。
加藤さん、迎えに来ていただいた奥様、ありがとうございました。妻も大満足でした。

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特大ポークチャップを食べ、別海の牧野をゆく…道東旅行記【3】 [2009夏 道東の旅]

知床半島の付け根にあたる斜里、標津の山間にはいで湯が多く、旅人の人気を集めています。
多くは地元の方々の善意で無料、あるいは安価で運営され、薫別、川北などの温泉が有名です。
このうちのひとつ、川北温泉に向かうつもりでしたが、6月末にクマが出没したやらで林道が通行止。

仕方なくあきらめて、先を急ぎました。国道244号の根北峠を越えると、曇り空は一転晴れました。
おかげで国後島が美しく望むことができ、標津から尾岱沼(おだいとう)、春国岱まで麗しいドライブ。
別海町の外れに気になっていたお店があり、ここでやや遅いお昼ご飯を食べることにしました。
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「ドライブイン ロマン」。特大ポークチャップが有名で、旅人の話題に上ることが多いお店です。
特大の豚ロースをこんがりと焼き上げ、700グラムの普通サイズと、400グラムのミニがあります。
ちなみに一般的な豚カツは150グラムだそうですから、おおよそ4~5人分ということでしょうか。

普通サイズは焼き上げるのに45分、ミニでも25分が必要。たっぷり待たないと、ありつけません。

妻はホタテ丼のラーメンセット(1050円)、僕はポークチャップ700グラム(2100円)を頼みました。

で、妻のホタテ丼をつまみながら、待って待って、何度も厨房をのぞいて、出てきたのがこれ。
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表面がカリッと香ばしく、中は肉汁がたっぷりで柔らかく…、最初はケチャップ味が濃いですが、
食べ始めるとちょうどいいくらい。当然ながらご飯も進みますが、ライス300円はちょっと高いかも。
でも、もし別海を訪れる機会があればぜひ訪れてくださいね。きっと忘れられない味です。

別海から中標津に入り、次に訪れたのは開陽台(かいようだい)。根釧台地の北側に位置して、
330度にわたって地平線が見え、地球が丸く見えるという標高271メートルの高台です。
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19歳だった大学生のとき以来の再訪でした。テントを張って、泊まったこともありましたね。

                         ♪

ぼちぼちですが、北海道マラソンに出場予定の妻の練習パートナーとしてジョグを再開しています。
土曜日は午後5時から、武庫川河川敷を新武庫大橋まで。1時間43分、16.4キロ。体重70.2キロ。
月曜日は午後7時から、国道2号、夙川、旧国道。1時間8分かけ、12.4キロ。体重70.4キロ。

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妻のルーツの街を訪ね、越川アーチ橋に驚く…道東旅行記【2】 [2009夏 道東の旅]

旅の初日(7月13日)の宿はサロマ湖畔に近い、浜佐呂間の民宿「さろまにあん」でした。
宿主の前川さんと奥さまに、毎年の大漁旗の応援のお礼をしながら、遅くまで飲みました。
夕食後は車で5分ほどのホテル「鶴雅リゾート」まで連れて行ってもらい、快適な湯でした。
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さて7月14日火曜日。最初の目的は妻が保育園の頃を過ごしたあたりを訪ねることでした。
妻が育った佐呂間町宮前町は、湖畔の浜佐呂間からは車で20分ほど内陸に入ります。
少し道に迷いましたが、すぐに住んでいた家がわかり、妻の思い出話を聞きながら散歩しました。
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保育園に通っていた頃、私の世界のすべてだったという公園や、通園路、よろず屋さんや、
好きだったおばあちゃんの話を聞いて、あたかも自分のルーツのような不思議な気持ちでした。

ちょうど国鉄湧網線もこの区間は内陸に入っていて、旧佐呂間駅の跡地に鉄道記念館があります。
屋外にD51が保存されていましたが、塗装がはげてやや痛々しい。車掌車も残されています。
旧駅舎のなかは資料が展示していて、今回見学した資料館の中では一番充実していたかも。
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廃止反対の住民運動で使われたとみられる、「湧網線絶対確保」と記したタスキもありました。

さて佐呂間から浜佐呂間の集落にいったん戻り、オホーツク国道を網走方面に向かいます。
常呂の町を過ぎると、能取湖が見え、道路に並行して、快適なサイクリングロードがあります。
ここは旧湧網線の跡地がそのまま整備され、8年前に自転車旅行した時に感激したところ。

しばらく行くと、旧卯原内(うばらない)駅跡地に交通記念公園があり、ホームや線路のほか、
9600形蒸気機関車と客車が保存されています。隣接して網走市鉄道記念館がありましたが、
利用する人はほとんどいないようで、しかも展示されていたのは郷土資料ばかりのようでした。

網走、斜里を過ぎ、向かったのはおもな目的地の一つ、越川橋梁(こしかわきょうりょう)。
正式名称は第一幾品川(いくしながわ)橋梁といい、国の有形文化財にも登録されています。
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太平洋戦争開戦前の1939年に国鉄根北(こんぽく)線の橋梁として着工され、全長147メートル、
地上高21.6メートル。10連のコンクリートアーチ橋で、当時不足していた鉄筋を使っていません。
多くのタコ部屋労働者が使役され、11人の者が命を落とした、と伝えられています。

その後も戦時中の物資欠乏で根北線の建設が中断され、戦後工事は再開されましたが、
根北線は斜里と越川間が開通しただけで、根室標津方面が開通することはありませんでした。
橋梁はほぼ完成していましたが、1970年に根北線自体が廃止され、一度も使用されませんでした。

その後国道244号の拡張工事のため、中央の橋脚2本が撤去され、現在に至っています。
橋梁南側の丘の上に登ってみようと試みましたが、民有地のうえ、茂みが深く断念しました。
本格的な廃線探索には、やぶ深く分け入っていく装備と勇気、そして時間が必要なんですね。

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特大生姜焼きを味わい、旧湧網線の史跡を訪ねる…道東旅行記【1】 [2009夏 道東の旅]

木曜日の夜に道東の旅から札幌に戻り、金曜朝の神戸着の便で妻と大阪に帰ってきました。
暑さが心配でしたが、きょうの大阪は雨。ベランダの植物たちもなんとか生き長らえたようです。

今回の旅で泊まった「とほ宿」も無線ランなどインターネット環境は整っていましたが、
宿主や客達たちと日が変わるまで飲み呆けては、爆睡する夜が続き、ブログ更新が滞りました。

旅のテーマは、「鉄道遺産」(鉄道資料館、廃線跡など)巡り、そして「B級グルメ巡り」でした。
時間的な制約もあり回りきれなかったところもありますが、旅の途中で出会った仲間たち、
そして、なにより、この究極のわがままな旅に付き合っていくれた妻にまず感謝です。

                            ♪

豊平川市民マラソンがあった日曜日の夜は、遅くまで宴でした。で、月曜日は10時に出発。
最初の目的地は旭川市旭新町3条3丁目の洋食店「レストラン&カフェ グリーンハウス」でした。
名物は生姜焼き定食(1100円)。厚さ2センチ強の厚切りロースが2枚。サラダ、ライス、ドリンク付き。
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生姜焼きというよりは、ポークステーキの生姜焼き風味というのが正しい表現かもしれませんな。
これまで45年間で食べたポーク(ソテーやステーキも含めて)で、間違いなくナンバーワンでした。

旭川を出ると本格的な雨模様でした。通行無料の旭川紋別自動車道を東に向かって、
オホーツク海に突き当たったところが湧別(ゆうべつ)町。サロマ湖のレースのスタート地点です。

その手前の上湧別町には、中湧別駅の跨線橋が残してあって、現在は鉄道資料館になっています。
中湧別駅は、かつて名寄本線と湧網線が接続していた交通の要衝でした。
でも、1987年に湧網線が、1989年には名寄本線が相次いで廃止され、廃駅になりました。
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跨線橋や車掌車のなかには、鉄道資料が保存、展示してあって、これを見学するには、
近くにある町役場出張所で、かぎを開けてもらわなければいけないのだけど、
残念ながら、「改装のため鉄道資料を別の場所に運び出して、見学不可能」とのことでした。

でもこの後訪れた湧網線の旧計呂地(けろち)駅は、87年後の廃線後も駅舎が美しく維持され、
管理人のおじさんに頼んで、中の資料をたっぷりと時間をかけて見せて頂きました。
C58に連結された客車と、駅長室は宿泊施設になっています。客車は300円、駅長室は500円。
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20年以上前に途絶えた鉄路の面影をなんとか語り継ぎたいという人達の愛情を感じました。

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